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1月4日 「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」のお話

地中から湧き出た水が、少しずつ雪や氷の下で動き出し、秋に撒いた麦の種が、針の先のような芽を出し、そして、雪の下から顔を出すころです。

芽の伸びすぎや霜による値上がりを防ぐために麦踏みをするのですが、現在は機械で行うようです。それでも、麦踏みの光景や、田園風景の様子が情緒的な短い文章で伝わってきます。

もちろん山間部には大雪が、平野部には里雪が降り、関東平野では北西からの空っ風が吹いて「おお寒・こさむ」の冬景色が感じられるころではないでしょうか。

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